2018年発行「ふでばこ」
ふでばこは
道具の文化を考える本です。
出来なかったことが出来る
道具には、こうした力があります
はやく、ラクに、カンタンに
道具には、こうした力があります
感動させ、楽しませ、和ませる
道具にはこうした力があります
使えてこそ、使ってこそ道具
道具が道具たるかは
あなた次第です
それは
あなたの暮らしや生き方を
きっとかえてくれます
切り絵:霜田あゆ美
ふでばこ38号 特集「タカキベーカリーの70年」 (2018年10月25日発行)
- 目次
-
- ■特集「タカキベーカリーの70年」
- 企業理念と歴史
- プロに習う毎日のレシピとご馳走のパンメニュー
- タカキベーカリー in 香港
- パンの気泡構造について
- 石窯パンのできるまで
- 冷凍パンの先駆者として
- 生まれてから要介護の年代まで――ヘルスケアへの取組み
- タカキベーカリー in インドネシア
- お手本の国デンマーク 1959-2018
- アンデルセン芸北100年農場とアンデルセンファーム
- ■「カンパン」に歴史あり!――誰もが知ってるあの非常食の工場見学/佐野由佳
- ■手とその周辺:箒/坂本光三郎
- ■美しい写真と和文・英訳併記で語り継ぐ日本文化「ふでばこアーカイブス」。第18回は「麩」。加賀麩司宮田にて、金沢に伝わる車麩や細工麩づくりと、それらを使ったおいしい麩の料理を教えていただきました。
- 好評連載
- ■梅は匂ひよ 桜は花よ 人は心よ」/語り 能役者・野村四郎
- ■ここ掘れニャンニャン/甲斐美都里
- ■かっぱの寶箱/植松美恵子
- ■夢は実現する/橋本勇夫
- ■美ら島便り/辺銀 道
小麦粉と水とイースト、そして塩が主な原料のパンですが、それでいて、もちもち、ふっくら、しっとりといった、パンの種類によって様々な美味しさや食感があります。 それは、パンの中に出来る泡の数であったり、泡をつくる膜の厚さであったり、パンの味や食感は、その泡で決まるといいます。 また、その美味しさの最大は、焼き立てであること。そして、パンのある食卓の豊かさを味わうことです。 美味しいパンであることを大前提に焼き立てのパンをどうやって全国に届けるか。あるいは、パンのある食卓の提案やそれにまつわる商品の提供。ただ単にパンを売るのではなく、これら一連のサイクルこそが商売と考えたパン屋、それがタカキベーカリーです。 いわば戦後日本のパン文化を牽引してきたパン屋であり、冷凍パンの認知度を上げるために、その特許技術を公開することや、美味しいパンのためには、コストと時間を惜しまず、まして添加物を極力使わない姿勢は、工業化した現在の食品界においては、これからの日本の「食の有り様」です。 食事のありがたさや楽しさ、そこから生まれる笑顔や会話。それをパンが教えてくれます。
「ふでばこ」は、お近くの書店でお求めいただけます。また、こちらのショッピングページでもご注文を承っております。ぜひ、お手にとってご覧ください。
- ふでばこ38号 特集「タカキベーカリーの70年」
-
価格:1,800円+税
<ご注意>こちらの商品の決済方法は【代金引換“以外”】となります。尚、ふでばこ各号のみお買い上げの際は、クロネコDM便にて郵便受けへの投函となりますので、配送日のご指定は承れません。ご了承ください。
ふでばこ37号 特集「しょうゆ」 (2018年5月30日発行)
- 目次
-
- ■特集「しょうゆ」
- 醤油の原料とつくり方
- 5種類の醤油の特徴と地域性
- 減塩醤油となま醤油
- 安住紳一郎さんの醤油ラベルコレクション
- 醸造元を訪ねて
- ヤマロク醤油・香川県小豆島
- 南蔵 青木弥右衛門・愛知県武豊町
- ヤマシン醸造・愛知県碧南市
- ヒガシマル醤油・兵庫県たつの市
- 醤油の味が決め手
- 濃口醤油×蒲焼/濃口醤油×蕎麦/溜醤油×金目鯛の煮付/溜醤油×伊勢うどん
- 白醤油×かにすき/淡口醤油×京料理/甘口醤油×馬刺し
- 醤油の歴史――それは食物の塩漬「醬・ひしお」から始まった
- 今日の工場に見る醤油が出来るまで
- 発酵の仕組みを知る――醤油の科学
- 醤油の近代化と国際化・キッコーマンの百年
- ■しょうゆはいつも、テーブルの上に――誰でも知ってる、あの醤油差しの60年/佐野由佳
- ■手とその周辺:やわらか密封ボトル/坂本光三郎
- ■美しい写真と和文・英訳併記で語り継ぐ日本文化「ふでばこアーカイブス」。第17回は「蔵囲昆布」。日本のだし文化を支える昆布の力と、敦賀の昆布商・奥井海生堂に伝わる熟成昆布の魅力を追いました。
- ■新連載 梅は匂ひよ 桜は花よ 人は心よ」/語り 能役者・野村四郎
- 好評連載
- ■清游/大西清右衛門
- ■ここ掘れニャンニャン/甲斐美都里
- ■かっぱの寶箱/植松美恵子
- ■夢は実現する/橋本勇夫
- ■京の美学 日本の心/千總コレクションより 加藤結理子
- ■美ら島便り/辺銀 道
日本の味から、今や世界の味となっ た「醤油」。しかし、当たり前すぎた のか、その正体を知りませんでした。 いや、知ろうともしませんでした。 しかし、醤油を知るにつけ、日本食 と一括りにいえども、各地それぞれの 味があることが改めて理解できました。 気候風土はもちろん、その地でとれ る魚や野菜によって、季節を美味しく いただくために、醤油にもまた各地の 特徴があります。いわゆる「おふくろ の味」がこれらによってつくられてき ました。今日、各地の醤油の人気を見 ても、まだまだその味は受け継がれて いるようです。 しかし、風土と食材がまるで違う、 地球規模で世界に受け入れられる醤油 とはなにか。それは、その味が、口に 合う、合わないという感覚ではなく、 誰もが醤油と思う味があるのです。 それが醤油の持つ大きな力です。発 酵調味料である醤油。そこに含まれる うま味や香りは、まさにその力の一つ であり、それにより好みを超越した醤 油というモノがありました。 そのための研究や開発、そして何よ り普及させるための苦労があればこそ、 世界に認められ、求められるモノをつ くりあげました。 世界の味、万能調味料としての「醤油」を知ってください。
「ふでばこ」は、お近くの書店でお求めいただけます。また、こちらのショッピングページでもご注文を承っております。ぜひ、お手にとってご覧ください。
- ふでばこ37号 特集「しょうゆ」
-
価格:1,800円+税
<ご注意>こちらの商品の決済方法は【代金引換“以外”】となります。尚、ふでばこ各号のみお買い上げの際は、クロネコDM便にて郵便受けへの投函となりますので、配送日のご指定は承れません。ご了承ください。