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ふでばこ特別号「加賀ノ國 九谷焼」 2013年1月16日発行
本体価格:1,800円+税(送料込み)
*ふでばこ16号(特集・九谷)増補版
九谷焼は350余年前、今の石川県加賀市で誕生した色絵磁器です。波乱に満ちた歴史をくぐり抜けて、今なお燦然と輝き続けています。本誌では時代ごとの色づかいや絵模様の特徴を多くの名品を例に詳説。陶石や絵具のこと、各工程も豊富な写真でお伝えします。これはふでばこ16号(特集・九谷)をベースに、新しい記事を大幅に加えた増補版です。今回加わった記事は、九谷との関係が深い北大路魯山人のエピソードや、加賀市出身の道場六三郎さんが九谷焼の器に盛り込むお国自慢の料理、現地で九谷焼を体感するための美と食の観光案内などの約80頁。九谷焼をさらに多角的に知って愉しむ総160頁の特集号です。
CONTENTS
■九谷焼の歴史と様式
■吉田屋九谷の魅力と受け継がれる青手の系譜
文・石川県九谷焼美術館副館長 中矢進一
■九谷で出逢った美の巨人たち
初代須田菁華×北大路魯山人 北出塔次郎×富本憲吉
■九谷焼の「陶石」「窯」とは
■和絵具のこと 呉須のこと
■陶石から色絵磁器が生まれるまで 取材協力・妙泉陶房
■現代作家 創作の現場
福島武山・浅蔵五十吉・山本長左・山本篤・河島洋・宮本直樹・福永幾夫
■飛翔する若手たち
見附正康・北出太郎・苧野直樹・山本秀平・道場八重・池島直人・山本大輔・山本高寛
■対談 加賀の食と工芸「九谷焼に料理を盛る」
料理人・道場六三郎 × 加賀市長・寺前秀一
■加賀國大聖寺藩古式猟法「坂網猟」
■出で湯と美食 工芸の玉手箱「加賀を旅する」