白鳳堂が発行している季刊誌。
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「ふでばこ」18号 2009年3月10日発行
本体価格:1,800円+税(送料込み)
CONTENTS
■特集「あか」
日本人にとって特別な色、あか。その云われ・原料や色のバリエーション・あかの建築史・あかをカタチにする接着剤の話・あかと縁の深い土地――高野山と岡山県吹屋への旅紀行など、総90ページでお届けします。
■だるま
縁起物として欠かせないのが真っ赤な身体にヒゲと眉のりりしいだるまさん。日本一の産地である高崎で、だるまさんづくりの様子と、「なぜ赤いのか」などの由縁をいろいろお聞きしてきました。
■朱墨
江戸時代まで、朱の印はごく限られた人しか使えない特別なものでした。市民が使えるようになったのは、実は明治以降のこと。奈良で格式高い朱墨を専門につくり、書画のプロが愛用する木下照僊堂さんのお仕事を紹介します。
■美濃の挑戦
昨秋、陶磁器の町、美濃を舞台に繰り広げられた、あるアートプロジェクトのレポートです。さまざまな美術家、骨董店主らが作品を通じて、アートとは何か、美濃のような量産地が抱える問題と、それを乗り越えるための課題は何かを問いました。
■リモージュ、そしてフランス
ひょんなことからフランスの一地方都市・リモージュと取引を持った、ある日本人ビジネスマンの随想録です。人々の考え方、地方都市の魅力と底力、リモージュの美味しいモノ情報など、フランスをあらたな角度で見えてきます。
好評連載
■金の匙 銀の匙/角田光代
■悠久の美学/吉村作治
■家という大きな道具箱/趙 海光
■居場所のある音/イッセー尾形
■手とその周辺/坂本光三郎
■夢は実現する/橋本勇夫
■女神たちの台所/検見崎まこと
■化粧筆のはたらき/春色メイクに、ビギナーズセット