化粧筆の使い方

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白鳳堂の筆は、穂の表面全体に毛先があるので、肌に対してねかせて滑らせるように使うのが基本です。毎日正しく使えば、仕上がりもよく、筆もぐっと長持ちします。

使い方

  • ファンデーション

    顔全体に下地やリキッド系を均一に手早くのせるための筆。リキッドファンデーションを額・ほほ・あごに適量のせます。

  • コンシーラー

    シミやにきびなど細かい部分にも適量のコンシーラーをのせることができる筆。目尻のくすみ、小鼻脇の赤み、リップラインなどカバーしたい部分にコンシーラーをのせ、境目を指でたたくようになじませます。

  • パウダー

    顔全体にフェイスパウダー、パウダーファンデーションをのせるための筆。パウダーを穂の表面全体を使って、顔の中心から外側に向かって肌の上を滑らせるように粉をのせていきます。なでることでパウダーが均一に肌に密着し、艶がでます。

  • フィニッシング・ハイライト

    顔全体のベースメイクの仕上げや広い範囲のハイライト用筆。余分な粉をはらったり、仕上げにハイライトをなじませるために使います。顔の中心から外に向かって動かします。

  • ハイライト

    顔の高い部分などを強調することで立体感をだす筆。
    明るい色やパール入りのハイライトカラーを鼻筋、目まわり、顎先など高く見せたい部分にのせます。

  • アイシャドウ/ベース

    まぶた全体にアイシャドウベースをのせる筆。しっかり発色。目元に明るめのアイシャドウを眉下からまぶた全体にグラデーションさせます。筆をねかせて使うことで自然にグラデーションします。

  • アイシャドウ/アイホール

    上まぶたのキワからまぶたのくぼみ部分までがアイホール。小回りのきく毛先を使い、目のキワから上に向かって自然なグラデーションをつくります。

  • アイシャドウ/シャドウライナー

    目のキワに引いたアイラインを自然にぼかす筆。ラインに濃いめのシャドウを重ねてぼかします。筆の広い面と細い面の両方使え、化粧直しにも便利です。ジェル状ライナーにも。

  • アイブロウ

    色をブレンドすることで、自眉を活かし自然な眉ラインを実現する筆。眉山の位置を決め、筆先を使い眉山~眉尻までを描き、次に残ったパウダーで筆の毛先を使い、眉山~眉頭に向かってぼかし込んでいきます。

  • リップ

    口紅を引くときやコンシーラー用としても使える筆。口紅を筆の根元までたっぷりと含ませます。
    筆をねかせ、表面全体を使い、端で輪郭をとりながら一気に塗ります。

  • チーク

    頬などに華やかさと立体感を演出するための筆。
    筆をねかせて穂の表面全体を使い、やさしく骨格に沿わせることで極自然なグラデーションが楽しめます。高く見せたい部分にはハイライトとしても。

筆へのとり方

コスメは、穂の表面へ薄く均一にとりましょう。丸い筆は回しながら、平たい筆は返して両面に。顔にのせるとき、筆を均等に使うことで、左右のバランスがきれいにきまります。

  • パウダー

    筆の先にパウダーをかるく取ります。毛先に取るくらいのつもりで、つけすぎないように。パウダーをとった筆をパフの上で転がすようにします。粉が筆の表面に薄く均一についたら、お肌にのせます。

  • チーク

    筆をねかせぎみにして、表面全体にチークをとります。毛の流れにそわせるように筆を動かしてください。

  • アイシャドウ

    筆をねかせて、平たい面全体にシャドウをとります。返して両面とも同じ量をのせるようにしましょう。

  • アイライナー

    付属の毛先から手にうつしとり、筆の根元までたっぷりと含ませることで、スムーズにきれいなラインが引けます。

  • アイブロウ

    筆を立ててパウダーをとり、手の甲で軽く色を落とすことで、つきすぎを防ぎます。色のブレンドも思いのまま。

  • リップ

    筆の根元から毛先までたっぷりと両面に含ませます。